2015年5月23日

「カラーミーショップ大賞2015」の受賞ショップを見てきました

前回からの引き続きです。
ノミネートショップや制作会社については前記事のURLを参照してください (つらつらと眺めていたら、秋田書店のオンラインショップがカラーミーだったのにはびっくりしました)。

さて。
5/17に「カラーミーショップ大賞2015」の発表がありました。
私もショップデザインの研究をするべく、受賞されたショップ(約30店)のサイト作りを見学してきました。
そのなかでよく見かけた、鉄板パターンをピックアップしてみました。
もし貴方がサイト作り初学者であるなら、下記ポイントをチェックされてみてはいかがでしょうか(数を見るのは大変ですからね)。

1.「カートに入れる」ボタンは商品詳細ページの上のほうに
スクロールしなきゃ「カートに入れる」ボタンがない、というショップは昨今珍しいです。
ページの一番上に、左に商品画像、右に価格と「カートに入れる」ボタンという配置がパターンになっています。
長い説明文はその後で。

2.「上へ戻る」ボタンがある
「カートに入れる」ボタンを上に配置しているから、ということも理由のひとつでしょうか。
右下に固定で表示させる、スクロール下限にボタンを配置する、など。
多くのショップが採用していますし、実際のところ、ないと(私は)不便に感じます。

3.価格帯グループ分け
カラーミーショップでグループ管理ができるようになった頃から、ちらほら見かけるようになりましたが、これも採用しているショップが多いです。
商品点数などショップの実情にもよるのでしょうが、グループ分けを細かくして探しやすくする工夫をしているショップをよく見かけました。

4.電話番号、送料無料バナーは一番上 
もしそれが必要な情報なら、最初に目に付くところに配置しておきます。
あるべきところに配置することは、お客様に対して親切だと思います (デザイン性に重点を置いたショップの場合は、あまりやりませんけれども)。

5.「スマホ版へ」ボタン
スマホ用の表示に切り替えるボタンですね。
これは、たまーに見かけました。 スマホで買いやすいショップ作りも、いま必要なことですよね。


デザインとは別に、機能的な話題としては。
・スライドショー(コンテンツ・スライダー)がちらほら
・メルマガ登録・解除欄がトップページにあった(ページ遷移がないのはGOODだ)
・スマホから電話かけるタグ(a href="tel:~")があった(HTML5なのね)
・商品一覧ページに「カートに入れる」ボタンがついていた(商品詳細ページを使わないお店があった)
・ギガプランの名入れ機能の入力エリアを連絡欄代わりに使っていた
・注文速報なるものがあった(画像参照 カラーミーAPIかな)



と、こんな感じで。
ノミネートショップ(1000店以上)の中にはカラーミーAPIを使っていたりして、カラーミーいじりたおし的には面白そうなのが見つかりそうですが、なにせ量が多いので、空き時間に確認しながら話題をピックアップしていければと思います。