2016年3月2日

カラーミーショップにおけるレスポンシブ入門編

【仕事サイトにレスポンシブ関連記事を書きました】
カラーミーキットの中を見て、レスポンシブ対応について学ぶ


2012年頃からちらほら見かけるようになりました、レスポンシブ・ウェブ・デザイン(Responsive Web Design, RWD)。
昨年の「カラーミーショップ大賞2015」にノミネートされたショップを拝見していても、ずいぶんと使われています(とはいっても、全体からすると半分にも満たない、まだ少数派ですが)。

カラーミーショップは今年で11周年だそうで、その時代の環境に合わせて、機能拡張されています。
スマートフォンショップ用のデザイン・商品説明欄も、後に追加された機能ですし、レスポンシブ対応についても、後からなされました。

今回は、カラーミーショップにおけるレスポンシブ入門編として、導入部分についてご説明いたします。


1. カラーミーショップの設定箇所について


カラーミーショップにおける、レスポンシブ対応の設定は、唯一ここだけ。
管理画面の、ショップ作成>スマートフォンショップ>表示モード設定のドロップダウンメニュー「スマートフォン表示モード設定 PC版表示」です。

とはいっても、このページの設定、後から追加されているので、案外気づきにくいです。ということで、いまはデザインのページにもリンクが張ってあります(下図の下部参照)。
スマートフォンでレスポンシプテンプレートを利用する時の注釈が付いています。
スマートフォンでレスポンシプテンプレートを利用の場合は「PC版表示」に設定してください
ということで、レスポンシブ対応のテンプレートを使用する場合などは、グレーの網掛け部分の、「スマートフォンでの表示状態」を「【PCテンプレート】 が設定されています」としておく必要があります。

 

2. カラーミーショップのテンプレート


カラーミーショップ公式にテンプレート一覧がありますので、レスポンシブ対応テンプレートを見てみましょう 。レスポンシブ | ショップ デザイン テンプレート
4つが無料(WASHI、nano、Bit、カラーミーキット)。いずれもミニマルデザイン調で、利用ショップを選びそうな印象。

一方、有料テンプレートは6つあり、どのようなタイプの商品でも合いそうなテンプレートが見つかる感じで、デザインの選択肢が多い。そしてお値段するだけあって(といっても、人に頼むともっとする)、見た目の完成度も高いです。
綺麗に撮った商品写真があれば、即オープン可能じゃないですかね。

それ以外にも、Bootstrap風のCSSフレームワーク「カラーミーキット」というのも用意されています。完全自作派の方の作業効率アップ。
CSSフレームワーク - カラーミーショップ ネットショップ運営サービス

3. レスポンシブの一般的な説明


カラーミーショップ公式の読み物コーナーに、簡単な説明が載っていました。
Webデザイナーが詳しく解説!流行りの「レスポンシブ対応」のメリットって? | ECお役立ち情報 – ネットショップ運営サービス【カラーミーショップ】

レスポンシブ対応のざっくりとした概要。
・ブラウザの横幅に対応して、段組が変化する
・ブラウザの横幅に対応して、画像の大きさが変化する
・ブラウザの横幅が狭いときは、メニューが変化し、内容の一部が非表示になる
・PC~スマートフォンまで、ひとつのWebサイトで表示できる

その多くがCSSで実装されていて、一部JavaScriptも使っています。
ブラウザの横幅の取得にはメディアクエリ(CSS3)を使用しますので、対応ブラウザはIE9以降となります(IE8の対応はもういいかなと個人的には思います)。

レスポンシブ・ウェブ・デザインは、デザインを厳密にコントロールできないので、趣味じゃない人もいらっしゃると思いますが、昨今そんなことも言ってられません(私もその一人なのですが)。

2016年になり、最早「流行り」と呼ぶ時期ではなくなっていますので、リニューアルを考えていらっしゃる方は、メリット・デメリット を含めて検討されてはいかがでしょうか。

4. おわりに 


入門的な内容に終始しましたので、機会があれば、実践的な内容で続きをやりたいと思います。

前回記事の再掲。
日頃のご愛顧に感謝して、カスタマイズのサービスをココナラに出品しました。
料金は無料(限定)となっておりますので、手伝いやらご質問があればこの機会にどうぞ。
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