GMO(ペパボの親会社)ではショッピングポータルと呼んでいます。
参加しているショップの全商品をリンクすることにより、ショッピングモール「カラメル」を形成しています。
商品ページへの被リンクはSEO的にも有効だといわれており、また、カラメルからの集客もまずまずあります。
そのかわり、販売手数料がかかってきます。
カラメルを一度訪れた後30日以内にショップに訪れて購入した受注の場合、表示されます。(販売手数料:3.5%)常連のお客様であっても、がんがん販売手数料がとられ、理不尽と感じる方も多いようです。
アフィリエイター(この場合はカラメル)とASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダー)が一体で運営されていることにより、成果確認に対する疑念が湧くことが想像できます。
そのことについて、カラーミーユーザーが問い合わせた返答が、「Color Me Shop! pro - 助け合い掲示板」に掲載されていました。
エンドユーザー様が、『カラメル』へアクセスをすると、カラメルのCookieが発行されます。
そのため、カラメル経由からの誘導でなくても、カラメルのCookieを保有しているエンドユーザー様は、販売手数料の対象となります。
最初に引用した部分とあわせると、
カラメルにアクセスすると、Cookieを30日間保有し、その期間内に購入した商品は全部、販売手数料の対象になる
ということのようです。
常連のお客様が販売手数料の対象にされるのは、そういう理由ですね。
「カラメル経由からの誘導でなくても」という点は、ショップ運営者にとって悩ましいところです。
参考までに、市場規模の大きくない特定のお客様向けに商品を販売しているオーナーさんに訊いたところ、売上金額の20~30%くらいが販売手数料対象だったとのこと。取り扱い商品にもよると思いますが、参考までに。
月間売上100万円に対して、7,000~10,500円の手数料が発生した計算です。
「カラメルと販売手数料について 2」へつづく。